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トライアスリートは
腸内環境を整えてレベルUP!

るるぶFREE トライアスロンへ行こう!2018

石橋 剛 さん
大阪体育大学専科卒業。大阪府トライアスロン協会(OPTA)の設立に尽力し、1988年から2代目理事長。現在は「吹田市トライアスロン連盟」の理事長と兼任してトライアスロンを多角的に考察する「トライアスロンを科学する会」代表。

ミルクは「栄養素を摂りやすい」飲み物!?

メイトー「ミルクde水素」は乳飲料でありながら、お腹の中で水素を発生させるという優れもの。「トライアスロンを科学する会」の代表・石橋剛さんはこう話します。
「ミルク(乳飲料)はたんぱく質や脂肪、炭水化物、カリウム、カルシウム、ビタミンなどの成分が吸収されやすい状態で含まれています。たとえば脱水症状になったとき、何を摂取すれば回復が早いかというと、実はミルク。脱水症状とまではいきませんが、トライアスロンのレース後や練習後は体が酷使された状態で『筋グリコーゲン』(※1)などが激しく消耗しています。補充からすばやく回復するためには、炭水化物や糖質だけでなく、たんぱく質や脂肪も一緒に摂った方が効果的です」
乳飲料のメリットは年齢や性別に関係なく、さまざまな選手に当てはまりそうですね。
「特に中高年の場合は、ミルクを飲む と腸を浄化するような効果もあるか もしれません。飲んだ数時間後に便 が柔らかくなり、お通じがラクにな るのは腸の調子がいい証拠。すなわ ち体全体の調子が上がってきている と考えられます。また、乳飲料がどう しても苦手……。という人には乳化 したクリームチーズなどがおすすめ です。乳化した脂肪は消化吸収され やすく、エネルギーに変わりやすいからです。ミルクの脂肪分をエネルギーに変えることと同じですね」

「乳飲料+水素」で細胞レベルからパワーアップ!

「ミルク de 水素」がトライアスリートの補給飲料として役立つ可能性を教えてください。
「まず、ミルク本来のメリットに加え、『お腹の中で水素を発生させる』というプラスαに期待ができます。人間を含め、生物は栄養素を分解してエネルギーに変える場合、水素が不可欠です。水素が細胞内のエネルギー工場である『ミトコンドリア』(※2)の活動をサポートし、生命活動を維持しているということです

なるほど。他にも乳飲料と血糖値には関係があるそうですね。
「はい。レース中は血糖値を維持することが重要です。なぜならレース前にたくさん食べてしまうと血糖値が上がってしまい、それを抑えるためにインスリンが増えます。血糖値は下がりますが、インスリンが増えることによって、脂肪が利用されなくなるのです。これは肥満になる流れと似ています。インスリンが増える、ということは栄養素を分解するのではなくて、蓄える方向に進んでいます。この対策として事前にミルクを飲めば補給過多という状況を防げるかもしれません。また、レースの前に繊維質の野菜をよく摂っておくことも重要ですね。ごぼうや白菜など野菜中心の生活にして、そこにミルクde水素をプラスすればバッチリです」

レース後に飲めばリカバリーにも期待ができる!?

「ミルクde水素」はフィニッシュ後になるべく早く飲む、ということがポイントなんですね。
「その通り。フィニッシュ直後20分以内に飲むといいでしょう。レース後でも練習後でも、体が枯渇して求めている状況を逃さないように注意してください。レース会場ではクーラーボックスなどに入れてテントなどに置いておくことをおすすめします。たんぱく質、カルシウムをすぐに補充するということがミルク・リカバリーのコツです」
補給飲料の新しい選択肢としてミルクを選ぶトライアスリートが増えそうですね。
「はい。私も最近はバイク練習でロングライドに挑戦するときは愛飲しています。チームメイトにも飲んでもらい、評判は上々です。ミルクは昔からある飲料なので親しみも持てますよね。メリットやリカバリーに個人差はあると思いますが、ミルクde水素を飲んでトライアスロンをがんばってほしいと思います」(石橋)

※1 筋グリコーゲン
エネルギー源の一つ。炭水化物(糖質)を摂取すると筋肉や肝臓でグリコーゲンとなる

※2 ミトコンドリア
人間の身体の中の細胞にある小器官の一つ。細胞全体の1~2割を占め、細胞によって1000~3000個もの数が含まれている

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