12月12日（月）、東京都武蔵野市の東急REIホテルにてチームケンズの「2016年報告会（イヤーエンドパーティー）」が行われた。リオ五輪に出場した佐藤優香選手の報告会なども兼ねており、約100名の出席者がチームケンズとトライアスロンについてさまざまな意見を交換した。
 

 
佐藤選手の報告会では「レース前はいつも体が震えるくらい緊張しますが、なぜかリオでは緊張せず、むしろ、そうではない自分が怖いくらいでした」とコメント。

また「レース後、よく波の高さについて聞かれましたが、競技中は集中していたのか、波の高さをまったく感じず......。終わってみて波って高かったんだ!! って思うくらいでした！」という、レース中に普段とは桁違いの集中力を見せる佐藤選手らしいエピソードも。

「五輪という舞台で戦えたのは、自分一人の力ではなく、応援してくれた方々やスタッフのおかげです。今後も体力作りに励み、4年後の東京五輪もしっかり戦いたいと思います」と力強く締めくくった。
 

 
続いて、ロンドン五輪14位、アジア大会仁川大会金メダルなど、女子トライアスロンを牽引してきた足立真梨子選手の引退式も行われた。壇上で10年に及ぶ現役生活を振り返る瞬間は涙ながらに言葉が詰まる場面もあり、親御さんに向けて読んだ感謝の手紙には会場から惜しみない拍手が送られた。
 
その他、足立選手と佐藤選手を含めた女子選手たちがメンバーとなっている大人気アイドルユニット（？）の「TTKガールズ」がドラマで話題の『恋ダンス』を披露すると会場からは歓声も上がり、その中には今後のケンズを担っていくであろう、岩川真知子選手や松本文佳選手、小原すみれ選手、久保埜南選手などの元気な姿もあった。

2017年は「挑戦・追及・徹底」を合言葉にぶれずにあきらめない姿勢で臨むというチームケンズ。佐藤選手を筆頭にさらなる飛躍に期待したい。
 

 
 
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◆佐藤優香プロフィール　チームケンズ
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