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Race Report

【2020年開催した大会特集】第15回大磯ロングビーチ・ファミリートライアスロン大会

本特集は、コロナ禍でほとんどのトライアスロン大会が中止・延期となっている中、
開催することができた大会に対して編集部がアンケートを行い、その中から
「大会を決行するにあたった経緯」
「コロナ禍での大会運営時の問題点」
「来年への意気込み」
といった大会側からのコメントを抜粋し、掲載していく企画です。

【開催日】9月20日(日)

大会の紹介

昨年までは6月~7月に開催していました「大磯ロングビーチ・ファミリートライアスロン大会」は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今年は9月20日(日)の開催としました。
同大会は未就学児、小中学生、一般ビギナー、高齢者まで、安全に楽しんでいただける大会です。

予定人数と実際の参加者

応募者数380名 完走者数337名(完走率89%) 保護者/応援者200名前後。

大会関係者からのコメント

Q:コロナ禍での開催に踏み切った動機

同大会は未就学児、小中学生の参加率80%を占める大会で、4月から保護者より大会開催の要望を多くいただき、(一社)神奈川県トライアスロン連合県独自の「新型コロナウイルス感染防止対策について」のガイドラインを作成し、8月18日の理事会で開催の決議をしました。

Q:コロナ禍での開催のポイント

参加選手募集にあたり、新型コロナウイルス感染症防止対策として「3密」を避けるため

  1. 参加選手、保護者、応援者は事前配布の「問診票」「参加同意書」を受付前検温時に提出義務としました。
  2. 応募者数を先着400名とし、保護者、応援者の人数制限を実施しました。
  3. 選手はレーススタート前、フィニッシュ後、保護者/応援者は終日マスク着用義務としました。
  4. オンライン競技説明会の実施し視聴義務としました。

Q:コロナ禍での開催時の最も注意を払った点

「3密」を避けソーシャルディスタンスを確保するための運営対策として

  1. 開会式、選手説明会、表彰式、閉会式はアナウンスのみとしました。
  2. スイムスタートをローリングスタートとしました。
  3. トランジション区間の計測をストップにしました。
  4. フィニッシュ後の混雑を避けるためエリアの拡大と選手へのマスク、ミネラルウオーター配布の導線を確保しました。

Q:上手くいった点・いかなかった点

開会式、選手説明会、表彰式、閉会式のアナウンスのみとして、スイムローリングスタート、トランジション内計測ストップでソーシャルディスタンスを確保できました。
受付時、参加選手が多い小中学生の受付前検温、問診票、参加同意書提出時と受付時選手配布物手渡し時、ランチ提供事に列ができ混雑をまねいてしまいました。

Q:開催した結果(良かったこと・悪かったこと)

  1. 参加選手、保護者、応援者の笑顔と、新型コロナウイルス感染症影響下での大会開催への感謝の言葉を多くいただき、大きな怪我、事故もなく大会を終了しました。
  2. 次大会への新型コロナウイルス感染症防止対策の構築ができました。

Q:参加者、協力者への一言

このような状況下の規制された条件の中、参加いただいた選手、選手の参加に理解をいただいた保護者、応援の皆様、大会会場を提供していただいた大磯プリンスホテル様、協賛をいただいた3社様、大会運営に協力をいただいたスタッフ一同、サプライヤーの皆様へ深く感謝を申し上げます。
大会終了後14日を経過した時点で、新型コロナウイルス感染症の疑いの発熱、発症、濃厚接触者として行政指導によるPCR検査を受けたとの報告はありませんでした。

Q:他の大会開催者へのアドバイス

新型コロナウイルス感染症防止対策をあげれば限りはありませんが、大会規模に応じた「3密」を防ぐ運営体制とスタッフの一致団結した対応が必要です。
その対応を全ての選手、保護者、応援者にアナウンスをしていくことが重要な行動と考えます。
今回の運営経験を10月4日開催予定の第13回川崎港トライアスロンin東扇島に必ずつなげます。

Q:来年への意気込み

更なる新型コロナウイルス感染症防止対策を構築して、2021年6月第35回日産カップ神奈川トライアスロン大会、9月第16回大磯ロングビーチ・ファミリートライアスロン大会、10月第14回川崎港トライアスロンin東扇島、11月2021デュアスロンチャレンジin日産スタジアムの開催を予定します。

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