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Race Report

第26回みなと酒田トライアスロンおしんレース

天候
晴れ
気温
23℃
水温
22℃
参加者数
日本U23 女子11 名 男子30 名
エイジ 271 名
リレー 17 チーム
ちびっこジュニアアクアスロン29 名

取材した人:吉本拓也

■ 第26回みなと酒田トライアスロンおしんレース・第1回U23トライアスロン日本選手権酒田大会

26回目を数える通称「おしんレース」は快晴に恵まれ、遠く鳥海山を望みながらのレースとなった。この大会は、庄内空港から車で約30分とアクセスがよく、東北情緒と食を楽しめるためリピーターが多い。取材をして再び訪れる人の気持ちがなんとなくわかった。
スイムはテトラで囲まれた水質のよい湾内を2周回するコース。波や潮の影響を受けず、水深も浅いためスイムが苦手な人も安心だ。バイクやランのコースもフラットだから、初心者が参加しやすい大会といえるだろう。
今回は東日本大震災復興チャリティ大会として開催され、レース前に黙祷を捧げて1日も早い復興を祈った。また第1回U23日本選手権大会として、日本初のU23チャンピオンが誕生。学生の参加が多く、躍動感のある走りに刺激され、応援にも思わず力が入った。

U23日本選手権の記者会見。レースへの意気込みや同世代からの質問にもリラックスした表情で応えていた。

前夜のカーボパーティー。酒田名物「むきそば」ブースも登場。

大学生の参加が多く、この盛り上がり。

レース当日はピーカン・微風の絶好のコンディション。

ナンバリングコーナーには、おしんが!

スタート前、東北の被災地を想い、1分間の黙祷が行われた。

スイムスタート。水質もよく、波もない。まるで巨大プールのよう。

湾内750mを2周回泳ぐ。水深も浅いので初心者でも安心。

大学チームの応援団から黄色い声援が飛ぶ。

トランジットを終え、いざバイクへ。

バイクはまだ雪の残る鳥海山を望みながら走る。

バイクコースはフラットな海浜地帯を3周回。

風車を見ながらのラン。日差しは強いが湿気のない、乾いた風が吹いていた。

ランはスイム会場とメイン会場を4往復する。

JTU副会長の森崎さんも力走!「うつくしま」の成功を祈ってます!

エイジの部優勝の地元出身・長谷川健選手。バイクでパフォーマンスを発揮。

U23日本選手権・女子優勝は、高橋侑子選手。スイムからトップを快走。

U23日本選手権・男子優勝の椿浩平選手。バイクを第一集団で終えるとランで飛び出し勝負を決めた。

子どもたちに迎えられ、手をつないでゴール!

走り終わったら、おしんレース名物のカレー。おかわりも自由!

酒田から庄内空港へ向かう途中にある酒蔵・初孫酒造。見学施設もあり試飲もできる。

吉本拓也

本職は広告や雑誌のアートディレクター。徹夜仕事に追われていた20代後半、体調を崩したのをきっかけにジョギングを始め、マラソン大会に頻繁に参加するようになる。3年後の1999年に新島大会でトライアスロンデビュー。以来、トライアスロン好きが嵩じて大会ポスターやショップ広告、雑誌などの制作に関わるようになる。
トライアスロン歴12年目の43歳。

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