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Race Report

第2回 Ironman Phuket70.3 Asia Pacific Championship 2011

開催日
2011/12/4(日)
天候
くもり時々豪雨
気温
27°C/81°F widt 85%
参加者数
1011名
ハーフディスタンス&リレーの部
1.9km swim / 90km bike / 21.1km run
結果
男子Top 3
1. Raelert, Michael ‒ 03:51:36
2. Cunningham, Richie ‒ 03:57:16
3. Maddtews, Paul ‒ 03:58:24
女子Top 3
1. Rollison, Melissa ‒ 04:17:01
2. Badmann, Natascha ‒ 04:30:42
3. Vodickova, Radka ‒ 04:34:50

取材した人:金子和宏

世界有数のトロピカルなリゾート地のタイ・プーケットにて世界各国から1000名以上(内プロ選手男子34名、女子16名)が参加して開催。個人の部は、ハワイ行きの切符30スロットめざして世界各国から強豪選手が勢ぞろい。レベルの高いレースとなった。
日本人選手は102名、全体の中で参加者数が3番目に多い。(1位はオーストラリア127名、2位はイギリス112名)
既に、11月27日のラグーナ・プーケット・トライアスロン(LPT),12月3日のIronman Kids が開催、さらに各種のイベントがありリゾート地区がトライアスロンウィークとなった。
LPTは世界的にもTOP20にはいる18年続けられている人気レース。そのような基盤があるため、今回のイベントやレース運営もしっかりしていた。多くの人から良い評判を耳にした。
前日の豪雨と長雨で、翌朝の天気が心配だったが、レースの当日は雨もあがり、湿度はあったものの比較的涼しい朝となった。海も穏やかで、選手達の勇姿を歓迎してくれた。
コースは、誰しもがユニークでハードなコースと言われるほど変化に富んでいる。
スイムは、青い海から緑のラグーナ(池)へ泳ぐ変則なコース。バイクは、全体的に緑あふれる良いコースであるが、エリート選手達も降りて押すほどの激坂が3箇所ある。そして、一部、歩道橋を渡るためペースが崩れる。途中、豪雨になり選手を苦しめた。だが、なによりうれしいのは、地区ごとの学校の生徒達が元気よく声援をしてくれることだ。とても励みになった。最後のランは、リゾート施設内の周回。リゾート内施設、ゴルフ場脇、一部オフロードを走り、フィニシュ地点に戻る。2周目は、待ち受ける観客の盛大な応援の中、勇気をもらいながら走るのだ。
私は、昨年も参加したが、また来たくなるレースだ。この南国の雰囲気と参加者、ボランティア、運営者が上手く融合している感じでとても心地が良い。
アジアでのIRONMANレースが中止になっている最近の状況で、是非、このレースは継続してみんなで盛り立てていけるようにしたいと思う次第である。最高に楽しかった!

12月5日は王様の誕生日で、今回はその記念レースの一環でもあった。

パスタパーティでエネルギーチャージ!美味しいタイ料理でおなか一杯。

ブリーフィングは真剣そのもの。名物司会の日本語堪能のウィットさんがジョークで緊張をほぐしてくれる。


暗い中でのレース前の準備。45-49才の部で見事優勝の白戸選手。レース前の余裕の笑顔。

気合万全の日本人アスリート達の勇姿。

スイムスタートの瞬間!一般の選手は3つのウェーブ。海は穏やか。


青い海に向かってバトルが繰り広げられる。

これがプーケット名物、激坂だ!

前が見えなくなるくらいの豪雨。


途中自転車からおり歩道橋を渡るのだ。

蒸し暑かったものの比較的涼しいラン、表情も余裕が残っている感じ?

ポーズを作って応援者を楽しませる余裕のある選手!


横浜から参加の遠藤さん、初めてのミドルレースでの完走で満面の笑顔でフィニッシュ!

笑顔でゴール。

完走後乾いた喉を潤してくれるのはうれしい。美味しいビールを飲むために頑張っている人も多いはず。


バンコクでトライアスロンコーチをしているタビタさん、バイクトランジッションエリアの責任者。この方なしではスムーズなレースはできなかった。

象も沿道で応援、応援者へのサービスもばっちり。

IRONMAN GOODS も盛況


男子プロ優勝者達。

女子プロ優勝者達。

見事年代優勝の高橋さん!女子2位の篠田さん、3位原さん 篠田さんは念願のハワイゲット! 


50-54才代優勝の高橋清悟さんを囲んで、大宴会!

完走者に送られる、フィニッシャーTシャツ。南国のデザインが素敵。

優勝者のトロフィー。

金子和宏

1967 年生まれ。東海大学ボンバーズを創設し、足掛け25年のビジネスマントライアスリート。
現在は、バンコクに在住し、現地のトライアスロンチーム、バンコクスターズの代表。
アジアから熱いレース情報を発信中!

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