石垣島トライアスロン大会2021実行委員長 宮城直久 様
2年ぶりの開催となった、石垣島大会。多くの皆様が待ち望んでいたと思われるように、エントリー開始2日間程度で定員に達しました。2021年シーズンのスタートを切れるように、地域の理解も得ながら、感染防止対策を施し、開催しました。スイム、フィニッシュエリアには、選手と関係者以外の入場を規制、石垣島大会の魅力でもある市街地のランを回避し、人工島でのラン。応援はバイクコースでの拍手等での応援をお願いして実施。暑い中、静かに熱く大会が開催されました。
リレー部門の開催はなし。参加人数上限を1000名(例年の8割)とし募集しました。
前日の受付、競技説明会、開会式を行わない為、レースナンバー等は事前郵送。競技説明は動画公開し視聴を必須としました。
また、大会のルール理解クイズや開催の2週間前までの体調チェックをWEB(QRチェックインシステム)で行い、体調懸念者へ連絡し体調確認を行いました。記載漏れ等ある選手へは電話連絡して確認。完了者のみ当日の入場可としました。
大会当日のトランジションオープンをレースナンバー1グループ・2グループ、更に奇数偶数に分け時間差入場を行いサーモゲートを通過、問題ない選手のみ入場できるようにしました。コースに関し、ランを例年の石垣市内を走るコースを変更し人工島内のみ、トランジションも1か所へ変更。
応援も入場規制エリアを設けスイム会場・フィニッシュと密になりやすい場所を規制しました。
当日の選手の時間差入場、スイムの試泳までのマスク着用の徹底。マスク廃棄後の選手間の距離、会話等を管理できるよう例年よりスイム待機場所を広く設けました。
フィニッシュ後は、大会オリジナルマスクを配布し着用。フィニッシュエリアの密回避の為、選手帰路のトランジションオープン時間を早くする為、トランジション内配置、導線等を事前に注意しました。
応援者に関しては、事前の案内。密回避の為、規制エリアを設置。誘導スタッフを配置しマスク着用の徹底等の案内を行いました。
コロナ禍の大会としてまずは、競技ができる喜びを皆さんに感じてもらえたのではないかと思います。コロナ対策は、最低限の対応はできたのではないかと思います。全員に2週間の健康チェック義務付け、会場ではゾーニングにより、一般の方をフィニッシュエリア等に入れられなかったのは残念ですが、やむを得ない措置でした。
ところどころ、密状態も発生しましたが、屋外で通気の良い環境下で、大きな問題になるようなこともなかったと思われます。コロナ禍では、これまで以上に選手の皆様のご協力がかかせません。多くの方が集まることにネガティブな方もいる地域への影響について、選手にどう理解してもらえるかが、ポイントになると思います。
今回、参加選手に事前、当日、開催後と多くのお願い協力頂きました。多くの選手が、開催に感謝頂き、島民に迷惑にならないようと事前の体調管理を徹底し行って頂いていたように思います。
また、久々の大会を楽しまれていたと思います。競技ができることを楽しみ、多くの感謝の声をいただきました。
新たな生活様式となった2020年。参加選手や関係者・地元の皆様とともに新たな様式のトライアスロン大会を構築するため、SDGsを意識した取り組みを積極的に取り入れております。
深く蒼い海とサンゴ礁、緑豊かで雄大な自然、先人から伝わる伝統文化、暖かな人と人の繋がり、
【結】の心が宿るこの島でいつの世もまでも末永く.Connecting to the future ISHIGAKI TRIATHLON
石垣島トライアスロンでは、大会に関わるすべての活動において、SDGsに取り組み、それを発信することで、石垣島・八重山諸島の街づくりに寄与し、大会の質の向上を図ります。
※石垣島トライアスロンは、沖縄県が登録推奨を行う「おきなわSDGsパートナー」イベントやスポーツ大会として初の登録事業者です。
石垣島トライアスロン大会に多大なるご支援を承り、誠にありがとうございました。
昨年は新型コロナウィルスの影響で中止となった石垣島トライアスロン。今シーズン最初のトライアスロン大会となる「石垣島トライアスロン大会2021/第7回八重山郡トライアスロン大会」が、4月11日、皆様のご協力のおかげで2年ぶりに開催することができました。日本各地から995人がエントリーし、当日は819人の選手が出場。選手はもちろん、関係者スタッフにも徹底した感染対策にご協力をいただく事で、石垣島の自然豊かな海を、大地を堪能していただきました。
中止の決定から1年間、多くの声をいただきました。当然厳しい声もありました。そのひとつひとつを真摯に受け止め、競技団体、事務局がその声を糧として、今年こそ「石垣らしい青空で、選手、スタッフが笑顔になる新たな様式でのトライアスロン大会を成功させよう!」と気持ちを込め、新たな様式で生まれ変わるトライアスロン大会を準備してまいりました。
その想いは新たなロゴに表し、選手や関係者、地域の皆様とともに未来につながるトライアスロン大会として、SDGsの取り組みを積極的に実施し、当日は皆様の想いが通じ、素晴らしい晴天の下、選手をフィニッシュゲートでお迎えすることができました。
ワールドカップ時代から新しい体制に変わって復活したこの大会も、今年で7年目を迎えました。毎年いろいろと学ぶことがありました。運営に関わるメンバーも積み重ねたノウハウから、ひとつひとつ改善し、今回の大会となりました。過去の大会と比べてお褒めいただく声が多いように思います。しかし、改善しなければならないご指摘もいいただいています。まだ、伝わってきていない声もあるはずです。ぜひ、大会事務局にお寄せください。良かったこと、対応が行き届かなかったこと、新たに取り組むべきこと、これらを整理し、2022大会に向け準備にとりかかってまいる所存です。
今年新たな様式の下開催した石垣島大会。30年以上に渡って開催してきた伝統を生かしつつ、新たなチャレンジをしていければと考えています。市民の皆様にとっても、「トライアスロンに関わって楽しかった」「そして参加いただいた選手にとっても楽しかった」「石垣にきて良かった」「また来年も来よう」と関わるすべての人が石垣島を誇れる大会にしていくことをお約束し、2021年大会のお礼とさせていただいます。 1年間、大変ありがとうございました。
石垣島トライアスロン大会HP
https://ishigaki-triathlon.jp/